2007-05-17 終わりの半鐘 私の言葉にメタファーが隠れているかと言えば どっちつかずにカラスが鳴いている エスペラント語のアナグラムの様に意味を持たせない言葉は 空中でくるりと輪を描き給料袋に腐れ金を入れ帰って行く 太陽を抱こうとしたが私の頭は硬くなかった 半鐘が鳴りかけている恐ろしい夜だったのだ しかし夢には太陽が出てきたので沈むのはいつ頃ですか?と 呆け者の態で尋ねる私は腑抜けなのだろう