TELEPHONE NUMBER

三者の視点でチンギス・ハーン
あの日交わした約束を忘れラッパを吹いている
その音色はゲレンデを溶かすほどかの轟音であり
今、鳴っている電話の音を彷彿とさせる
私は電話を恐れているのだ
言葉を発したくないのは常なのだが
青年時代に見たあの動きを今でも私が覚えているのが
何よりのトラウマというか甘蜜の様であり
惚けて私はピンク色なのだな、と痛感する