2007-03-20 春に訪れた狂人の朝 この糞不味い煙草をいつまで吸っていればよいのか 煙は四方六方に棚引き、望んでいた最高の朝だ 何かを待っている気がするのだが 頭の中はアニサキスやエキノコックスが 縦横無尽にお喋りをしていて雑言で主旨は見つからず 春の始まりを継げる窓の外の糞を塗りたくった 雲一つない空を眼鏡猿の如く凝視している 日差しは既に私を嘗め回し溶かしている 朝の3錠の精神安定剤は私をここまで醜くするのかと インクの切れたプリンターに呟いてみる 返答は無かった