2007-03-01 泡沫夢幻 三千世界の果てに見えた希望という物を すっかり忘れ呆助の如く今日まで生きてきたが やはりあの日にみた三千世界の果てという物は 青年時代の高熱で見た幻覚ではないかと勘ぐっている 私の脳には言語野が無い事を自覚した 薄っぺらなシーソラスをビブリオマニアの如く読み漁っても 出てくるのは詭弁と焦燥だけであり 本来探していたハーレクインの格言は井戸の底には無いのだ 私はやはり浅学菲才な飛べない豚でしかないのだろう