脳髄に住む貴方

私は貴方が脳の奥底に居ると信じている
飛び降りでもして脳髄をぶち撒ければ
私の屍骸の横に貴方は産まれるだろう
そしてすりこみ現象で私の屍骸を親だと思い
私の屍骸に愛情を注いでくれるだろう
あぁ死にたい
無垢な貴方を社会の荒波に放り出したい
それは只、単純な親心である