ミュトス

既にボロボロになって仕舞った
アイディアルな目覚めの瞬間を
金曜日は燃えるゴミの日だから
乞食のようにゴミを漁るように
残飯処理機や核融合炉のように
いつまでも、燃やし続けるのだ
それは私にとっての償いであり
教会の懺悔室で一年過ごす如く
エキュメニズム等という愚かな
思想を胸に抱いたままの愚心を
幾度と喚起させてくれる目覚め
目の前の現実はロリペド神父の
築き上げたTATの熟れの果て