自尊心の表れ

私はこの儘、立っています。
自尊心が朽ち果てたわけではありません。
ただ、世界を傍観したくなっただけです。
それが過ちであろうと、間違いであろうと私は立っています。
疲れれれば自然に座りこむでしょう。
それが世界を滅ぼす切欠であろうとも、私は座るのです。
それが自尊心の朽ち果てたときです。
ビー玉のような小さな地球を象のように大きく感じた時、
私は自分に終止符を打つのです。
ただ、それまでは立っています。
疲れ果てるまで立っています。
腐りきったどうでもよい自尊心を首から、ぶら下げながら・・・