真っ暗な私の枕元に オベリスクがひとつそそり立つ 私は眠い眼をギョロつかせながら 「この世界から逃げ出せますように」と ポツリと、ニヤリと、フフフと呟いた するとオベリスクから金色の赤ん坊が這い出し 私を連れて行こうと腕を掴み泣きだした 面倒事は…
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