布団の中、団子蟲の如く丸まりながら そっと己の手首を握ってみたところ ドクドクドクドクと血潮の流れを 感じることが出来たので落胆している 私はいつの間に生きていたのかと思えば 生まれた時から生きていたのだと 下らない自問自答を汲み取り便所に捨て …
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