臙脂色をした心臓を爪弾く午後は下痢気味だ 過去の思い出を洗わんとするも 流しても流しても水は黄土色に変わる 臍の緒を共に切った者は虚構に迷った その血が今でも流れて逝くのだろう しかし何時までも蛆虫の暮らしに漬かっていては 心身ともに乾燥脱脂綿…
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