醤油は飲み物です

ダンボール一杯の音符を母の膣内から取り出した
階段を駆け上がっていく音符の群は鼻歌交じりで筋肉痛だ
ケチャップは私の人生を変えるかもしれないと
キリキリになった胃を飲み込んで咀嚼する悲しさよ
私はギンギラギンにさりげなく冷えたスミノフアイスだけ飲めれば
トランクスを頭から被りパンティーを履いて踊る事も出来る
だが葛藤らしい葛藤は脳味噌のゴミ捨て場に捨てられ
今に一人ぼっちの世界へ送り出されるか解らないまま丸まっている
私は考えるのを止めロックマンとなって世界を救ったのだ