京浜東北線

言葉は素敵なものだと再感したのは蹴球の転がる街でした
その日はなんだか自分が自分じゃないような気がしていたので
言葉で一生懸命自分を偽ってそれでも精一杯に生きれたのです
僕は無知の無智の無恥で翻った鞭の空気を裂く音が心地よく
それ自身が自分を傷付けている事に気づきもしない呆け物でした
私の内心に燃える物とはなんなのかと考えれば怠惰を求めて怠惰になる
そんなどうしようもないダメ人間だったのです
あぁ、僕はバカだったのだなと必死に筋を通そうとしています
これが私の首を絞めつける紐なのかと思えば身を委ねてしまいそうです
さすれば私の脳味噌に蔓延っている蜃気楼の中にある物が見えるのでしょうか?
誰か教えてください、お願いします、バカにもわかる言葉で教えてください