2007-11-18 埼京線を止める日 銀輪が素っ頓狂なリズムで歌いだした これは勝利の凱旋歌であると確信したのだが 蓋を開けてみれば私は笑う者に笑われる者でしかなく 私の気持ちの悪い動きは気持ちが悪くないのだ 嘲笑、冷笑、失笑すべてが集まったのに私は 目先のボーダーラインを敬しく呆けて眺めていた 私は生きるが死ぬかもしれない それは明日か今日かもわからないが もしも私がいなくなっても青蛙の貯金箱を割らずに 私の骨壷にして納骨して欲しいのだ その為に私は生きるのだ、けして怖いから等ではない