苛立ちの朝勃ち

脳味噌を捥ぎ取りたいほどイライラしている
そのイライラがどこから来たのかと言えば
私にも皆目検討が付かない所をみると
生まれた時から既に脳に存在していたのではないか
牛乳色をした脳は腐り始め生まれた時の脳など
覚えているはずも無く折角の精神安定剤
私の心にも脳にも全身全霊に響かないのだ
感情が暴れだした時の事を考えた結論だが
私は無脳症児として日々をサナトリウム
日がな一日天井の染みを眺めながら暮らせばいい
逃げと思割れても仕方がないが鎮座しているよりは
走った方が健康にはいいのだ