2007-07-10 嘲笑う背中 窓ガラスに映る天井は底なしの様に上が見えない ふと後ろを振り返ると私の背中が佇んでおり 気の利いた夏の洒落だと思い込むのが精一杯 孤独を感じている現在に家畜同然の扱いをされている 私は忘れ去られた孤島の中でたまゆらに生きている 何の不満もないが私の影が私と同じ扱いなのが 国民生活センターに相談したいほどの憂鬱なのだ