煙草を切らして

私を中心に王政復古の大号令を発令した
皆がコケテイッシュな乳呑み児の私を中心に踊ればよい
狭苦しい地獄の様なカーニバルを開こう
天空高くを箍で締め付け閉鎖的かつフルーティーな政治
それこそ当に日本のあるべき姿ではないだろうか
と部屋で一人、孤独に酒を飲みながら
明日というハードルすら飛ぼうとしない
いや、ハードルすら無視している
むしろ、ハードルを知らない知的障害者
そんな私は自慰行為に耽るように
誇大妄想のパラノイアに泣いているのだ