乱雑家格

目ん玉が五つある赤ん坊ほどにイライラしている
梟の頭が割れて梟が出てきたのは厄災の前兆なのだろうか
今日は陰鬱としていて嬉々とした昨日が嘘のようで
この二人三脚のスタートが転ばないように
ましてや足紐を解かれないかと冷や冷やしている
私は日々に挑戦するものの結果に怯えが止まらない
常に貧乏揺すりをし独言をブツブツと・・・
「帰りたい・・・帰りたい・・・」
私に帰る場所はないのに、だ
このまま進まないといけない事に不安の苦渋がお茶に入っている
それはいつぞやの私の希望に溢れていた青年時代を
ビルの屋上から私に罵詈雑言と共に投げつけられるが如し
止まらないことは進まない事なのだ
進まない事は止まる事なのだ