2006-08-22 尻の背徳感 尻の穴からガスを噴出する背徳感 悲しいかな今日だけで人生の半分の背徳感 尻は爛れて唐辛子粘液を捻り出す苦痛 ラアメンの匂いがした窓の外を 現実と非現実の境目に立ちながら ただ時間を経つのを待つ為だけに 便座カバーの温度を上げている 両手は宙に浮かび視線は旅に出た 是だけの事が遭っても 私の背徳感や人生の過ち等は 新聞の訃報欄の如く 誰も気付かずに ただドモホルンリンクルの原液の様に ゆっくりと滴り落ちて腐るのだろう