当たり前の夢

昨晩、夢を見た
屠殺場の夢だ
大きな屠殺場の工場内で牛がどんどん解体されていく
だが屠殺場には人は一人もいない
肉片や肉塊が何処からともなく現れ
工場内をベルトコンベアーに乗ってくるくると回っていた
だが誰もいない
シュールでいて残虐性に満ちた夢だった
人間は存在しなくとも残酷だ