恋人はスナイパー

トンネルを抜けると秋の風が耳を貫いた
気づけば冬も本番だ
冬のトンネルの前にもスナイパーはいるだろうか
いつも私を四季の風で貫いてくれるスナイパーと
私は真剣にお付き合いをしたかった



今日は彼女の夢で目が覚めたのに
起きてみると何もない
孤独感を感じた
幻想は幻想のままであればよいのか
幻想を現実にしてしまえばよいのか
よくわからなくなってきた