老婆心

昼、ココイチにカレーを食べに行こうと思い
玄関の戸を開けると玄関の前に老人が立っていた
老人は手に細長い板切れを持っていた
私は
「人の家の前で何をしてるのですか?」
と尋ねた
すると老人は
「いやぁね、物置を掃除してたら
 こんな板切れが出てきてね」
僕は返す
「それがどうしたって言うんですか?」
老人はニヤリと笑ってこう答えた
「貴方の墓標に丁度良いと思ってね」
私は憤慨して
「帰ってくれ!」
と叫ぶとドアをバタンと閉めた
カレーの事など頭から消えていた