ピストル

hedonism2004-10-17

私は公園のベンチで一人、パンを食べていた
すると一人の少女が私に近づいてきた
少女は左手に銃を持っていた
少女は私に銃口を向けてきた
私は何故そんな事をするのかわからなかった
少女はこう言った
「闇と光の間に生まれるのは酷な事
 でもその中で生きるのも酷な事
 混沌は黄昏に変わるから私が変えてあげるわ」
そう言うと静かに引き金を引き、私の眉間を撃ち抜いた
大きなお世話だと思いながら私は死んだ